品川近視クリニックの評判「レーシックで失敗が不安なあなたに!」

【レーシックまとめ6】ICL(眼内コンタクトレンズ)

 

 

ICL(眼内永久コンタクトレンズ)って何?

 

近視治療法といえば「レーシック」が有名です。でも、じつを言うと、レーシック以外にも近視治療の方法がいくつかあります。そのひとつが、品川近視クリニックでも実施している「ICL(眼内永久コンタクトレンズ)」です。

 

ICLで使用されるレンズのイメージ

※こちらの絵は新宿近視クリニックのウェブサイトより引用

 

「眼内」の永久コンタクトレンズなので、目の中にコンタクトレンズを入れます。目の中にコンタクトレンズを入れるなどと聞くとビックリですが、最近の医療技術は私たち一般人の想像を超えてますね。こんなことも普通にできてしまうわけです。

 

日本ではレーシックを選ぶ人が圧倒的に多い(多かった)ですが、最近はICLを選ぶ人も増えてきているそうです。つまり、私たち患者にとって「選択肢」が増えてきたということです。では、ICLとは具体的にどのような近視矯正手術か見ていきましょう。

 

目次

 

【1】ICLの施術の流れ

 

ステップ1 レンズ挿入孔を作成

 

まずは、角膜の縁を3ミリほどカットします。レーシックではフラップを作るのに28ミリほどもカットするので、それと比べると、傷口が非常に小さくてすむことが分かるかと思います。

角膜の縁を3ミリほどカットします

 

ステップ2 挿入孔からレンズを挿入

 

挿入孔を作ったら、そこからICLのレンズを入れていきます。ICLのレンズはやわらかい素材でできていて、くるくる丸めることができます。そして、専用の器具を使って、レンズを角膜の奥に挿入します。

カットしたところから丸めたレンズを挿入します

 

ステップ3 レンズが自然に広がって固定

 

挿入したレンズは、目の中で自然に広がって固定されます。この絵では「虹彩」の表側にレンズがあるみたいに描いてますが、実際には「虹彩」と「水晶体」の間のスペースにレンズを配置します。なので、外から見ても、レンズが入ってるとは気づかれません。

虹彩の輪っかにはまって固定されます

 

水晶体と虹彩の間にレンズを挿入します

 

どうでしょう? ICLがどんな手術か、なんとなくイメージできたでしょうか? レーシックと比較して傷口が小さくてすむなど、「意外と安全そうだなー」って思っていただけたんじゃないでしょうか。

 

【2】ICLのメリット

 

眼内コンタクトレンズ「ICL」には、レーシックと比較して、いくつかのメリットがあります。そこで、ICLにはどんなメリットがあるのか、ここで簡単にまとめてみたいと思います。

 

ICLのメリット1 元に戻すことができる(可逆性)

 

個人的に一番大きなメリットだなぁと思うのが「元に戻せる」ということです。なぜ元に戻せるのかというと、レンズを後から取り出すことができるからです。なので、ICLの術後にどうしても気に入らない場合には、元の近視の状態に完全に戻せます。

 

レーシックに可逆性はない

 

一方で、ご存知のようにレーシックに可逆性はありません。角膜を削ってしまうので、削ったものを元に戻すことはできないわけです。術後に何らかの原因で元に戻したいと思っても、後からではどうしようもありません。

 

そう考えてみると、「もし失敗したらどうしよう…」と不安に思ってる人にとって、ICLは第一選択肢になりえるように思います。 

 

レーシックして後遺症が残ってしまった「レーシック難民」と呼ばれる人たちがいらっしゃいます。この人たちの症状が本当にレーシックによるものかどうか? それは私にはわかりません。

 

ですが、少なくとも「元に戻せる施術方法」なら、このような問題は起きていなかったと思います。つまり、レーシック難民の問題が気になる場合には、ICLのような可逆性のある近視矯正法を選んでおくと安心かもしれません。

 

ICLのメリット2 角膜が薄い人でも視力回復できる

 

レーシックは角膜を削る手術です。ということは、角膜のもともとの厚さに余裕がないと、安全に施術することはできないということになります。

 

そのためレーシックでは、事前の適応検査で「角膜厚」を計測して、施術可能かどうかを医師が判断します。結果として、厚さ不足でレーシックできない人も一定数出てしまいます。

 

ICLは角膜を削らない

 

一方で、ICLは角膜を削らないので、角膜の厚さが薄くても関係ありません。つまり、レーシック不適合で視力回復できなかった人でも、ICLなら視力回復できる(可能性がある)ということです。角膜の厚さ不足で今まであきらめてた人たちにとって、ICLは救いの神とでもいうべき視力回復法だと思います。

 

ICLのメリット3 強度近視の人でも視力回復できる

 

じつをいうと、強度近視の人はレーシックの施術を受けることができません。やや専門的な話をすると、近視の程度が「−10D」(※1)を超えているほどの近視だと、レーシックしてはいけないという「規定」(※2)があるからです。

 

一方で、ICLは「−10D」を超えるほどの強度近視であっても、ふつうに手術してもらえます。つまり、今までは強度近視であきらめてた人たちであっても、ICLなら視力回復できる(可能性がある)というわけです。

 

先ほどのメリット2と同様に、ICLはレーシック手術を受けることができなかった人たちにとって有益な手術といえそうです。

 

※1.「D」とはディオプトリーという見え方の単位です。ここでは、そういう単位があるんだなぁと思っていただくだけで大丈夫です。 ※2.規定とは、日本眼科学会が定めているレーシックのガイドラインによる規定のことです。

 

ここでは個人的に重要だと思う3つのメリットについて紹介しましたが、品川近視クリニックの公式サイトには、ここに紹介した以外のメリットもいろいろ紹介されています。参考までに一度目を通しておくといいですよ。

 

【3】ICLのデメリット

 

ICLに少し興味が出てきたとは思いますが、そうは言っても「デメリットもあるんじゃないの?」と思うはず。そこで、ICLのデメリットについても紹介しておきます。メリットとデメリットの両方を知ったうえで、十分に納得して決断することが何より大切です。

 

ICLのデメリット1 値段が高い

 

品川近視クリニックを例にすると、ICLの値段は両眼で65万円ほどかかります。一方で、レーシックの値段はせいぜい30万円程度。つまり、ICLはレーシックと比較して高めの価格設定になってるわけです。

 

この価格差をどう考えるか? 高いと判断するならレーシックを選べばいいと思いますし、高くはない(適正価格である)と判断するならICLが選択肢のひとつになりえると思います。

 

ポイントは、先ほどご紹介したメリットに、この差額だけの価値があると思うかどうか? これについては、私がどうこう言うよりも、自分の価値観で判断していただきたいと思います。

 

ICLのデメリット2 レンズが届くまで時間がかかる(場合がある)

 

ICLのレンズは、患者ひとりひとりに合わせた「特注品」です。在庫がないので、注文したからといってパッと手に入るわけではありません。

 

細かい話をすると、レンズをメーカーに発注すると、アメリカの工場でレンズが製造されます。で、そこからスイスの検査場に送られ、綿密な検査を受けて、そこから日本に送られてくるんだそうです。

 

ICLのレンズが届くまでの流れ

 

1.クリニックで適応検査 → 2.レンズを発注 → 3.アメリカで製造 → 4.スイスで検査 → 5.合格したら → 6.日本に送られてくる → 7.実際に手術を行う

 

ICLのレンズは、世界中を飛び回ってようやく手に入るということです。

 

スムーズにいけば数週間で届く可能性もあると思います。ですが、一般論で言えば「ICLは時間がかかるもの」と思っておくのが無難かもしれません。あせらず、ゆっくり待つのが、ICLを選ぶ場合にはおすすめです。

 

【4】ICLを選ぶか? レーシックを選ぶか?

 

ICLにも、レーシックにも、それぞれメリットとデメリットの両方があります。どちらが正解ということはなくて、自分のニーズに合った方を選ぶというのが大切だと思います。

 

ICLを選ぶといい人は?

 

個人的な意見を言うと、「角膜を削ることに不安がある人」はICLを選んだほうがいいです。ICLなら術後にレンズを取り出すこともできるので、元に戻せるという安心感があると思います。

 

あと、レーシックの適応検査で断られた人(角膜が薄いなど)でも、ICLなら治療を受けられる可能性があります。そういった人にとっても、ICLは魅力的だと思うので、検査だけでも受けてみるといいかもしれません。

 

ただし、ICLは価格設定が多少高めなので、予算が合えば…ということにはなります。(※分割払いを利用するという方法もあります。)

 

レーシックを選ぶといい人は?

 

誤解しないでいただきたのですが、レーシックがダメだということではありません。私自身も2008年にレーシックしましたし、レーシックはとても価値のある手術だと思います。

 

なので、角膜を削ることに抵抗がないなら(過度な不安がないなら)、レーシックを選んでおけばいいと思います。金額的にもお手頃ですし、費用対効果という意味ではレーシックはとてもいいと思います。

 

ICL(眼内永久コンタクトレンズ)についてお話ししましたがいかがでしたか? ICLに少しは興味が出てきたでしょうか?

 

個人的な見解ですが、ICLは将来的に、レーシックに代わる近視治療法として一般的になるかもしれないなぁと思っています。可逆性があってリスクが少ないというのは、やはり魅力的だと思うからです。

 

レーシックにするか、ICLにするか悩んでしまう場合には、まずはカウンセリングでお医者さんに相談してみてください。専門家から直接話を聞いて、納得したほうを選んでいただければと思います。

 

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